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2018年03月13日

困った、教授の二作。

今日、病院で、ひとつ、またひと粒、常備薬が増えた。


病院帰りに処方箋をいただく中、入りきらない薬を入れるためのピルケースを買って、お金を払っている時に、なにかが、切れた。




家に帰ると、ひまわりのように、福寿草が咲いてた。

予約入荷していた、坂本龍一の、二つの作品が、届いた。
各々、約束したみたいに、7netと楽天から。

一つ目は、mixiで「未来派野郎」と、名乗るきっかけの、自らの芸術を破片中の教授のデモ。




二つめは、セキケンイチ・イズムを造ってくれた、僕の原点の逸作作品。



この二作品を、当初の予定よりも逆に聴き始めてしまったために、「坂本龍一」が鎮痛剤のように効き始めて、あたたかい時間になった1作目の後の二作目で、僕は、とんでもない事に頭と心の中がなってしまった。




ふー。

もうちょっと、真剣にピアノを勉強してから、シンセサイザーに対えば、よかったなぁ...。
「あーとーのー、、あーつーりーよー♪。」
バイ、ひばりさん。

EONTA、行きたい。
「Bill Evans」、聴きたい。

今は、「美空ひばり」さんを、聴きつつ、今日のブログを、したためてる。  

2017年12月09日

ハヴケイスケと、自分の事。

あっという間に、今年も、もう師走。
でもここ最近、すごく濃く、深い時間に感じてました。

二週間前は、東京から、「ハヴケイスケ with ヤマモトコージ」を、招いてのライヴでした。
二ヶ月少し前には、イヴェントを組んでいたにも関わらず、「齊藤さっこ」を迎えての関描「せきかく」に、不参加、不義理をしてしまいました。
僕と僕自身は、ここ数年、癌と脊髄損傷から、想い悩み苦しむ日々を迎え、抱えていました。

そんな事を、このブログで書こうと思っています。


「ハヴケイスケ with ヤマモトコージ」。

長野の「Rosebery Cafe」でも、松本の「韓国食堂 Music Court HANA」でも、これいじょうってない!!!っつう、「おそあそび」を、かましてくれました。
ロズのジョジさんとりかさん、HANAの崔さんや桃ちゃんやなっちゃんにも、支えてもらいつつ、「もう一度。」を信じてもらいつつの、そんな二日間。

二日間で共演してくれた、
長野では、
「konoka」

「岩}

松本では、
「サタケン」

「トーメ☆FUKU」

四組とも、心が伝わりました、うたに、心が込められていました。
僕の責任での全てが半信半疑の中、こごともなんにも云わずに、ありがとうございました。
素晴らしい、ハヴくんとコージくんとの、共演だった。

僕はといえば、実はこの二日間、「連鎖球菌」って、面倒くさい菌が尿道に入り込んでいまして、もう、トイレは近いし気持ちは上がらないしで、大変でした。
妙な性交渉とかの、原因のヤツじゃ、ないですからね (笑) 。
でも、「Rosebery Cafe」での「konoka」や「岩」、「ハヴケイスケ with ヤマモトコージ」のステージを聴いていて、プレイヤーとしての「セキケンイチ」が、蠢きだしまして。
なんの打合せもなく、「韓国食堂 Music Court HANA」での、「ハヴケイスケ with ヤマモトコージ」と、「おとあそび」、出来ました。





音楽生涯、忘れられない、二日間になりました。


ハヴくんもコージくんも、ありがとう。
konoka、はるか、エイティ、萩さん、竹ちゃん、トーメ、FUKU、ホントに、ありがとう。
そして、足を運んで下さったお客様方、ありがとうございました!






さて、自分。


SNS関連でも、今の僕を見ていただいていてもお判りのように、毎日の心情も体調も行ったり来たり、今、関はダメです。
な~んにも、出来ません。
病人です。
手足は不自由ですが、脳だけは正常なので、ホッント、立ち悪いです。

もともと、「ウィルス性髄脳炎」ってので、横浜→松本の第一回目の時、こんなに、長野で音楽出来るなんて、思いもしませんでした。
たくさんの人と出会って、たくさんの音楽に交われて、たくさんのステージを与えてもらえました。
あれから、約、二十年弱。
今は、ミュージシャンとか、ピアニストとしては、稼働出来ません。
なぜならば、僕の脳は、いつまでも僕の指に、神経指令を送るから。
「イメージは出来ても、設計図が、今は、書けません。」

でも今年も、クリスマスには、京都にお邪魔します。
僕をミュージシャンとかアーティストとかじゃなく、人間「未来派野郎」として向かえて下さる、そんな、人間たちの渦 (笑) です。
今年のクリスマスのために、赤いスパンコールのジャケットと、大きめの赤い帽子を、新調しました (爆) 。
「アホ」でしょ~。



今年いっぱいで、僕の脳と僕の指と僕の感性が許すまでは、ステージには立ちませんし、関描「せきかく」も、企てません。

今、抱えている「中心性頸髄損傷」という病が、ぼくの人生と音にとってはかなりのネックなので、京都のステージが終わって年が明けたら、松本でお世話になっている病院のセカンドオピニオンとして、九段坂の病院の、頚椎専門整形の扉を、ノックをします。
飲んでも、そん時の俺に逃げたり、酒を飲んだからなんて言い訳、しませんよ。
心から。

「アイ・ビリーヴ・イン・フューチャー、信じてる。」
そんな、心を、昔、娘たちが唄っていた音源が、思い起こさせてくれました。




いつか、また、皆で、笑いましょう!
by 「K's CORPORATION INC.」
by 「セキケンイチ」
by 「関描「せきかく」」





あ、ブログはこのまま、日々を、綴ります (笑) 。  

2016年11月04日

Do it my self、「さよなら、横浜」

二ヶ月、ブログを書けずにいました。
「身体と心との葛藤」の、「体」、そんなんのと闘っていた、そんな、二ヶ月でした。
胃の全摘手術の後遺症、心技体って共通語がありますが、このことばを、
「ここまで、喰らうかー。」

って、二ヶ月でした。

長月、一日。

西村勇紀/FUKUのライヴ、唄と魂を感じた、すっごく素晴らしかった。

長月、十七日。
「セキケンイチ」自身の鍵盤観完全復活に向けて、照準合わせていた、「衰退羞恥心」の西荻のライヴ。

中央道の異常な混雑で、開演時間に間に合わなくて、すんごく楽しみにしていたステージだったのに、ピアノ弾けなかった。
中央道から電話した時のまこっちゃんの、「むかつくー!」って一言が、胸に刺さった。
まこっちゃん、ヒロポン、英美ちゃん、太田、884、せっかく来てくれたお客さん、本当にごめんなさい。

長月、十八日。
次の日の、「リレ-・フォー・ジャパン」にも、出演出来なかっし、転倒して頭を切ってしまって、間に合わなかったし、歩けなかった。
884にも、FUKUにもトーメにも、迷惑かけた。
情けない、まさひろ、すまん。
「Color」、歌いたかったな。

この三日が、僕のこれからに向けての、全てだった。
「心から演りたいのに、今の俺じゃ無理だ...。」

「衰退羞恥心」のまこっちゃんのライヴに間に合わなくて、いろいろ、考え改めた。
音楽人として、生きるべきか、死ぬるべきか。
「to be or not to be.」

3歳の時の「肺動脈狭窄」の心臓手術、24歳~30歳に於いて患った「ウィルス性髄膜脳炎」、4年前の悪性リンパ腫「ホジキン病」、そして去年からの「胃がん」。
悪性リンパ腫に向けての抗がん剤の化学療法、そして今回の、胃全摘術後の、ダンピング症候群。
かなり、キツかった、頭で考えるよりも、身体が動かなくなって、何よりも体力が堕ちちゃった。

当たり前ですけど、人間の身体は、「脳ミソ」が血液や筋肉に指命零を出して、「心技」において、身体は動くようになります。
でも、胃の手術をしてから、「脳ミソ」の命令を、身体が受け入れなくなってました...。
それを、脳と体が自己で分かっている僕の「心技体」が、バランスとれなくて、自分自身が自分について来れなくなっちゃった。
歴史は長く、。

そんな自己嫌悪の日常の中、精神心療内科にも一週間入院して、主治医と腹割って、心のカウンセリングしてもらいました。


そんな中。73歳の母が「アキレス断裂」で、手術~入院しました。

僕は、弟が病死しているので、出来合い一人っ子。
母の看病含め、俺しかいないよね、「関」を受け繋いで行くのは。




※結果と結果。
心はあれども、身体が付いていかない。
さんざん悩み、考えに考え、ても明日が見えない。
結論。
「K's CORPORATION INC.」、も、「関描「せきかく」も、また、長野に還りつつ、本格的に動きます。


ミュージシャンのみなさま、また、長野に、一生架けて、みんなをお待ちしています。
俺の仕切りで、よければね。

でも一発目は、やっぱり、リヴェンジ兼ねて「衰退羞恥心」だな...。


そして、ぼんとの引っ越しは、霜月十五日。
誰か、手伝ってくないかな~(これ、切なる思い)。

二十年前の「ウィルス性髄膜脳炎」といい、今回の「胃がん」といい、井土ヶ谷の会計事務所に働きだすと、何かを患う。
横浜には、縁がないのかな。

俺が縁を、遠のけてしまっているのかな...。


悔しく、切ない、そんな日々なのです。
命は、いっこしかなkもんね。  

2016年05月18日

一季過ぎ、空は群青色。

身体から胃がなくなってから、ちょうど、三ヵ月過ぎました。
主治医からも栄養士からも言われていた、「まずは、三ヵ月!」って、三ヵ月が経った。

短かったのか、長かったのか、正直、分からないかな。

とにかく、
「食べる、食べよう、食べなきゃ、食べたい、食べられない...、でも、食べなきゃ。」
って、食の時間、食べ方、食事について、何度も何度も考えた三ヵ月だった。



僕の胃の全摘手術は、胃の上と下 (笑) 食道と小腸(十二指腸)を、「ルーワイ法」ってつなぎ方で縫合させる手術でした。

手術をしてから三週間~一ヶ月くらいは、順調に食上げが進み、食べる事も少しずつ楽しい時間に戻りつつありました。
でも、術後一ヶ月半辺りから、食事が難しくなって来た。
つながれた食道も小腸も、両方とも自分の身体で自分の消化器、「手をつないだ同士仲良くしてくれよ...」ってずっと思っていたんだけれど、なかなかうまくいかない。
食べる~もどす、食べる~もどす、食べる~もどす、この繰り返しで、食事の時間が、どんどん憂鬱な時間になっちゃった。
食道と小腸のつなぎ目が狭くなってしまって食べ物が詰まって消化できなくなると、「吻合部狭窄」って後遺症になるのだけれど、CT検査をしても、口から入ったものが完全に詰まってしまう訳ではなく、一部はちゃんど小腸に流れ、わずか一部が、逆側の吻合した十二指腸に流れてるって検査結果で、完全に詰まっている訳ではないので、「吻合部狭窄」ではなく、十二指腸に流れている食べ物の感覚が、気持ち悪くなり、もどしにつながっているのでは...と、平行状況のまま、それから一ヶ月くらいが過ぎた。

消化器の粘膜を保護する流動薬を処方してもらって経過を診ながら食事をしていても、いよいよなかなか改善して来ないので、今月の2日、胃カメラでの内視鏡検査へ。
内視鏡検査の結果、主治医も僕も危惧していた、それまでの検査では分からなかった食道と小腸の「吻合部狭窄」が見つかりました。
それでその検査状態のまま、「バルーン拡張術」って、内視鏡にバルーンを入れて行って、狭くなった患部で、そのバルーンを風船状に膨らませて狭窄部を拡げる手術をして、そしたら、徐々に食べたいものを、ストレスなく食べられるようになりました。
「お寿司」も「ほほ肉のシチュー」も、そして「カツカレー」も!
美味しいものを食べるのが大好きだった僕、手術前、当たり前に摂っていた食事の時間がどれだけありがたいものだったのか、身に沁みました。
「バルーン拡張術」は、一度の施術だけでは、どうしても再び狭窄しまう事が多いとの事で、もう一度、30日に同じ施術を受けます。
いろんなもの、美味しく楽しく食べられるようになれば、いいな...。

自分の身体と相談しながら、回復しながらの生活は、もう少し続きます。




健康になっていくと同時に、僕にとっての大事なアドレナリンである「音楽」!
前のようにバンバンライヴ活動とかはまだ出来ないんだけれど、その分、自宅での音楽作業を中心に、僕の中の「音楽魂」は、ミャクミャクと積極的に脈打ってます。

お互いの自由になる時間を調節しながらの、「佐藤ケイスケ」との「KEISUKE+SEKI」の、カヴァー・アルバムレコーディング。
これに、今、ガッツリと時間取ってるかな...。
ケイスケ発案のYouTubeを、ちょっとご紹介しますね。

「あと一声!」って感じに、なって来ました!
メールや電話や宴での話し中で、急にレコーディング決めちゃう収録曲(上↑のYouTubeなんかも、そう (笑) )なんかもあって、みちくさ喰いながら楽しみながら、あーだこーだと、ケイスケとやってます。

今度の日曜日には、「湯澤かよこ」のピアノサポートにて、松川村で野外ライヴもあります。
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<第五回 安曇野まつかわ 五月の風音楽祭>

https://www.facebook.com/gogatunokaze2012/?fref=ts
■日時
2016年5月21日 (土) ~5月22日 (日)
「前夜祭」
◆5/21(土)前夜祭 開場 18:00 開演18:30~
 会場:すずの音ホール
 入場無料 
出演:たぐちたみ
   本間利也
   ベーレンコール
お楽しみ抽選会もあり、入場整理券が必要になります。
すずの音ホール窓口にて、配布いたします。
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◆5/22(日)街角コンサート 開演10:30~
 会場:安曇野ちひろ美術館 前庭
 入場無料
出演:アンサンブルくれよん
   信州大学混声合唱団
   アルプホルンエコー
   サキソニオン
◆5/22(日)五月の風音楽祭 開演10:20~
 会場:リンリンパーク(雨天時すずの音ホール)
 入場無料
・第一部コンサート<器楽・軽音楽>
  アルプホルンエコー
  サキソニオン
  ソウルシンガー「湯澤かよこ」ライブ
  正調安曇節保存会
  中学校吹奏楽部
  信濃松川響岳太鼓
・第二部コンサート<合唱>
  まつかわ歌声友の会
  松川小学校合唱部
  信濃の青い空合唱団
  松川村保育園
  北アルプス合唱団
  アンサンブルくれよん
  コールラベンダー
  白馬CLS
  本間利也ライブ
  松川中学校合唱部
  ザ・イスカンダル
  ベーレンコール
  信州大学混声合唱団
  セピアベアーズ
  こーろ・ひまわり・アンサンブルルミネ
  「湯澤かよこ」と歌おう
  Peacock
  すずの音子ども合唱団
  大町混声合唱団
  信州大学グリークラブ
  すずむし合唱団
  北アルプス第9を歌う会
  参加者有志合唱団
■問合せ
0261-62-2481 (すずの音ホール)
-----
土曜日の前日のリハで、しっかり世界観創ろうって思ってます!
なかなか、楽しみなステージです。
サックスのお馴染み「Beano TAKEI」とも、何曲か競演する予定です。




六月には、僕の中のいろんな部分、暮らし方も変わって来ます。
ってか、ヴァージョンアップだって、僕は思ってるんですけどね。

その折には、また、ご報告します。




約、16年振りに過ごす、横浜の自分の家での夜。
今夜は、横浜にいます。
やはり、こんな山の上でも、横浜の喧騒が鳴りやまる時間は、ないね (笑) 。

部屋を出た通路からの景色の「群青」が、なんとも云えない、そんな夜です。
  

2016年03月19日

退院して一ヶ月、サクラソウサク。

胃の全摘を行ってから、昨日で一ヶ月が経った。
一ヶ月目の朝、家から望む山々は、すごく凛として見えた。

手術後に医師や栄養士から、「まずは、一ヶ月」って言われた一ヶ月間...、うん、なんだかあっという間だったな。
食事の管理を僕自身、一番、徹底的にやったし、今までは買う事のなかったドリンクや食物サプリメントも摂って、バランスを考えた。
後は、同じパターンの生活習慣と、睡眠の充実かな。
とにかく、そんな事を毎日考えながら暮らしていたら、一ヶ月経っていた (笑) 。

術後、退院してからの時間、胃がなくなった僕の体の食生活をバックアップしてくれた、母に、まずは感謝したいな...。
母は結婚後、父の実家の味付けの影響もあって、けっこう濃い味付けをする料理人になっていた (笑) んだけれど、今回、僕の食事を管理するにあたって、かなり、今までよりも薄い味付けになった。
今まで、「せっかく作ってくれているのに...」って、「味、濃いな~」って思っても何も言えなかったんだけど、今、僕としてはとてもとてもいい塩梅な味付けになった。
母も、「この方が、昔みたいに、食材の味がしっかり分かるじゃやん」などと、忘れていた事を思い興してくれたみたい (笑) 。


15日に、術後一ヶ月の、外来診察があった。

主治医からも、臨床栄養部の栄養士さんからも、
「これ以上ない、回復」
と、嬉しいお言葉を頂いた。

手術する前、消化器内科と消化器外科の主治医には、
「胃の全摘手術を行わない場合、胃癌がリンパ節に転移する可能性は、10%」
って言われていたんだけれど、この前の外来では、
「摘出した部位の病理検査からも、リンパ節含め胃癌の再発は、95~98%ないでしょう」
って、これ以上ない診察結果だった。

右腕や右肩の脱力感と薬指と小指の痺れについては、
「今服用している、神経障害を改善する薬を飲みながら定期的に様子を見て、今以上に症状がひどくなるようであれば、整形外科での手術も視野に入れて考える」
という事で、今すぐに首や肘にメスを入れるって事は、なくなった(ホッ...)。

で、帰宅後、ちょっと調子に乗ってしまった。
晩ご飯に、「あ、ちょっとおこげが硬いかな~」なんて思いながらも、香りに食欲があおられて、少し焦げ目の蕗味噌の焼きおにぎりを食べた。

で、やってしまった。
食道と小腸の吻合部に焼きおにぎりのおこげが詰まって、術後初めての、「早期ダンピング症状」になっちゃった。
https://www.kango-roo.com/word/8746
いや~、苦しかった。
「自分は、胃のない人」って忘れちゃいけないって、改めて痛感した。
うん、忘れちゃいけない、ホントにいけない。



ここのところ、鍵盤に向かってピアノやシンセを弾いたり、うた歌ったり、ギターを弾く時間が増えた。
ようやく、自分の生活の中に、自然に「音楽」が、溶け込んで来るようになった。
ありがたい事に、術後初めてになる音楽制作の仕事もいただいて、創った音楽は、埼玉のショッピングモールイベントのテーマ曲とイベント場内用のSEとして、無事に旅立って行った。
なんだかちょうどギター弾いていた時にメロディが浮かんだので、今回の音楽は、久しぶりにギターを弾きながら作った。


今日は、長野県内公立高校の合格発表があった。
卒業式、新しい門出、進級、就職、引越し、新しい生活...、生活の中のサクラが舞い散る時頃だ。

県下の桜だよりはまだまだだけれど、「サクラサクマヘニ、サクラソウサク。」。

今、僕は、そんな気分や心持ちで、日々過ごしています。


今回の入院前に比べて、今のところ、7kgほど痩せました。
でも、自分では、痩せた感じは全然ないし、鏡を見てもあんまり感じない。
一先ず、今年の目標は、「UNIQLOで服を買う!」、これでありますっ (爆) 。  

2014年08月11日

ステージから見た、「湯澤かよこFMTG」。

ハートフルソウルシンガー、「湯澤かよこ」。

彼女の、ファンの方々が企画・構成・開催・進行し、ファンの方々が集い、ファンの方々と「湯澤かよこ」が触れ合う、そんなファンミーティングが開催されて、その中でのライヴタイムに、ピアノサポートでプレイして来ました。

長野県内を中心に、全国中から40人以上のファンの方々が、松本中町「韓国食堂 Music Court HANA」に集結したんだけれど、一つのものに打ち込み没頭する、そんな人間のパワーを、改めて感じた、そんな夜でした。



ファンミーティングの内容は、もう多くの方々がFBなどでも書いていらっしゃるので、僕は、僕が担当したKayocoのステージの事を、書こうかと思います。
今回の「KAYOCO BAND」のライヴメンバーは、
湯澤かよこ/Vo.
オサカミツオ/Gtr, Cho
寺村照美/Bs
Beano TAKEI/Sax
山添貴文/Dr.
関 謙一/Pf.
の、六人。
去年の8月に、伊那市「いなっせ」のホールで行われたコンサートをご覧になった方はお分かりかと思いますが、その時と同じメンバーです。

今回、当初は、このメンバーで再びステージをやるなんて、全く構想はなかったんですが、引き寄せるものが引き寄せる...って感じで、再び、集結しました。

去年、一回やっているとは言っても、実際、メンバーみんな多忙で、ステージでの演奏曲は決まれど、当日の本番前しかリハの間がない...。
って事で、本番当日まで、メンバーそれぞれが自分のパートを自分のイメージの中で描きながら個人リハをして、本番当日のリハーサルを迎えました。

誤解されてはこまるのが、ぶっつけ本番とは、違うよ (笑) 。
僕はかねがね、音楽っていうのは、自分の頭の中にある「自分が、こう演奏(歌う)する!}ってゴールのイメージに、どこまで自分自身のプレイを近づけるかが、もっとも重要なんじゃないかと思ってるんだけど、今回のバンドも、それを各々が描いて、本番の日を迎えました。
リハをやりながら、細かい部分のアレンジ修正やキメを決めたり、曲全体の世界感やグルーヴ感のメンバーの意識統一をしたり、細かいコードチェックをしたり...、と、バンドの音の出来上がり方を感じながら、その本番イメージのゴールをメンバー全員が保って、本番へ...。

ファンミーティングが始まって、僕らは楽屋へ。
今回のサポートメンバーそれぞれ、もうどうしようもない音楽バカの面子 (笑) 。
楽屋でも、あれよこれよと音楽の話をしたり、すんごいプレイのYouTubeをメンバーで見て、あーだこーだ言ったり...と、この時間もすごく楽しい。

特に、久しぶりにステージを共にした、ギターの「オサカミツオ」と色々話せた事、嬉しかったな。
http://osakamitsuo.blog41.fc2.com/blog-entry-247.html


そして...、本番!
オープニング~2曲目までは、Kayocoとオサカミツオの二人で。
funky→ballad、もう長年、一緒にステージをこなしている、この二人。
見事な空間を音で埋めながら、スキマもしっかり大切にしながら、奏でていきます。
2曲目の、Kayocoとしては珍しい(んじゃないかな...)ペンタトニックスケールを旋律にうまく取り込んだバラード、「愛のうた(だっけ?)」、これ、しみましたね~、いい曲だった。
なんて、余韻に浸っていたら、3曲目からは僕もステージへ昇って、三人で、「I'm Happy」。
バラード~バラードで、客席のお客さんが、なんとなく「ほわ~」っとなったところに、他のメンバー、テラさん、BEANO、山添くんも招き入れて、新曲「Dream」~「Dance!」と、ビートアップでライヴは流れたんですが、お客さんのノリ、凄かったですね~、ちょっと、80年代を思い出しちゃった (笑) 。
Kayocoの新曲「Dream」は、初めて聞いた時に、彼女にも話したんだけど、吉井和哉氏が「Shine & Eternity」を出す時に、彼の曲への思いと共に曲を聞いた時の感じ?ワクワクウキウキ?感覚?色彩?を、思い出した。

ステージラストの「Dance!」は、イントロが、ギターのリフから入るんだけれど、実はギターのミッチャンが誕生日で、サプライズでの「Happy Birthday」が、「Dance!」のイントロに仕込まれていました。
ミッチャンがリフを弾いているところを、半ば無理くり、ピアノで「Happy Birthday」に乗っ取ってしまおうという、強引なサプライズ作戦。
「Dance!」もKayocoの「Happy Birthday」のキーも、「F」だったので、強引しやすかった (笑) 。
そんなミッチャンのおめでとう!の盛り上がりもあり、アンコールの「the sun inside me」では、客席総立ち!ステージから、HANAのカウンターが、もうなんにも見えなかったよ。

ジャムセッション感覚を満開に取り入れた、今回の「湯澤かよこ」のステージ、お客さんみんな楽しそうだったし、バンドメンバーも楽しそうだった。



Kayocoとの元々の出会いは、T.CM。
僕がトラックを作って、彼女が歌を入れて、それがT.CMで流れる...って、そんなCM制作を何本かやったのが、始まり。
そして、一昨年の「VOCALAND」で、彼女と初めてステージを共にした。
「Summer Breeze」と「忘れないで」が大好きだった、「Senor.SALbayashi」と共に。

その後、SALさんは、Kayocoの伊那市でのワンマンで、パーカッションを務め、そして去年は、今回のバンドメンバーで、彼女のワンマンのステージをサポートして、今回を迎えた。

Kayocoのサポートをするのは、なぜかいつも、SALさんが好きな、夏。
「VOCALAND」で、KayocoにSALさんを紹介したのは僕だけれど、この夏ごとのステージは、もしかしたら、ヤツの導きなのかもしれないな...。  

2014年07月23日

僕が感じる、「おもてなし」と「東京タワー」。

昨日、松本市内の「エクセラン高校」の学園祭の後夜祭に呼んでいただいて、「ビレッジ」と、ライヴをしてきました。


「エクセラン高校」は、すごくきれいな学校、そして、学祭を実行されている先生方も校長先生も、こちらにまっすぐ目と心を開いて話をされる、素晴らしい方たちでした。

ちょっとした縁を感じて嬉しかったのが、僕が卒業した高校の旧校舎を移転して「エクセラン高校(当時の名前は違うけど)」の校舎になってた時代があったって、話し。
僕の母校の、当時の旧校舎の鬼瓦が、事務局玄関に飾られていました。
学校とか教育とか、固い雰囲気ではなく、「学び舎」って、人間っぽいあたたかいものを感じた、そんな「エクセラン高校」でした。

さて、ライヴの話しね。

今の生徒会長が、何年も前に、「ビレッジ」が松本駅前のストリートライヴをしていた時にファンになって、そして今回、学園祭の全校生徒へのサプライズ企画として、組んでくれたライヴでした。
「ビレッジ」にとっては、ものすごく嬉しいしありがたかっただろうし、そして、これからの「ビレッジ」三人の、毎日の励みになったお話だったと思います。
その「ビレッジ」に、こちらもありがたい事にサポートを依頼していただいて、今回、全校生徒350人弱の前でのライヴとなりました。

正直、ビックリしたよ、企画力、行動力、演出力、人間力、全てに於いて、今回の企画と生徒会長の熱意と、その思いを信じる学校サイドと生徒たちに。
ライヴ後、その生徒会長と写真なんかを送りながら、メールのやり取りをしてたんだけれど、その中で、「僕は、おもてなしをしたかったんです。」って、書いてあった。
滝川クリステルが言ったから、彼は言ったんじゃないと思う。
もしかしたら、モチーフにはしたのかもしれないけれど。
正に、「おもてなし」だった。
今回の学園祭は、学園祭執行部や彼を中心とした、学校サイド、生徒サイド、ボランティアサイド、そして、出演者サイド、全てへのおもてなしがそこここに感じられて、すごく心を打たれました。
そして彼が捉えているおもてなしは、「ACOBATTLE★松本」のポリシーでも、あるのでした。
すごい高校生たち、そして、その高校生と共に生きる、学校でした。

会場の体育館の橋には、全校生徒一人一人が鱗に手形を押して作られた龍が飾られてた。

素晴らしいなって、思った。
そしてこの龍は、僕らのライヴの後の演出で、学園祭執行部たちが踊る「YOSAKOIソーラン」と共に、体育館の中の空を泳いだのでした。
ちょっと、涙が出た。
そして、生徒に手を引かれて、全校生徒で踊るジェンカの中に入って一緒に踊っちゃったりして (笑) 、楽しかったな~。

今回の学園祭のコンセプトは、「Connection」。
本当に、その通り、間違いなく、次のコネクションにつながるであろう、そんな学園祭でした。

生徒会長、「白梅祭」実行委員長、生徒たち、校長先生、先生方、そして関わらせてくれた「ビレッジ」の三人、本当にありがとうございました。
僕が、他県のアーティストに来ていただいて開催している関描「せきかく」にも、たくさんの勇気とコネクションをいただけた気がします。

それにしても、今の高校生はすごいね~ (笑) 。
一日で、あっという間に、たくさんの高校生とFBで繋がっちゃったよ (笑) 。









今回、「ビレッジ」のライヴ。
一曲目は、彼らのオリジナル「東京タワー」でした。

「東京タワー」って、僕は音楽にした事がないけれど、歌や音にしたくなる、そんな不思議なぬくもりが、あのタワーにはあると思う。
東京タワー、魅力を持った高い建物だよね。
そして、東京タワーは、人間を空の一部にも土の一部にもしてくれる。
僕が知ってる「東京タワー」って曲は、三曲。
今回一緒に演った「ビレッジ」の「東京タワー」と、角松敏生さんの「TOKYO TOWER」と、「ハヴケイスケ」の「東京タワー」。

「ビレッジ」は、長野から音楽求めて勝負したくて上京して、上手くいったりいかなかったり、おっきな東京の中にいる自分たちを、東京タワーと、新しく出来たスカイツリーに置き換えて曲を創っている。
「角松敏生」さんは、彼らしくというか彼っぽく (笑) 、男性悲哀と性を交えながら、東京タワーを男性のナニに例えて、でも、東京タワーが日本に出来た事、東京タワーが出来た時代があるからその時代の男たちがいたからこそ、その後の日本があるって高度経済成長への思いも込めながら、「TOKYO TOWER」を歌ってる。

そして、「ハヴケイスケ」の東京タワーは、東京タワーそのものじゃなくて、東京タワーから眺めたってか覗いた、東京の町とその散々と煌めく町の灯の一つと自分を歌っている。

もしかしたら、それは、東京タワーじゃなくてもよかったのかも知れないな...。
自分を、客観的に覗ける、そんななにかだったら...ね。

僕は、そんな「ハヴケイスケ」の世界観、視界感、直感が大好きで、彼の「東京タワー」も、もちろん愛おしい楽曲なんです。



って事で、そんな世界観で曲を書き歌う「ハヴケイスケ」の信州ツアーが、もう間近、今週です!
金曜日25日の初日は、佐久「OASIS 346」で「FUKU」が、土曜日26日の「拓郎age」では「the APPLAUZ」が、そして日曜日「BAR On the Road」では「K-2 UNIT」が、それぞれ、ハヴくんと共演させてもらいます。

「ハヴケイスケ」って男、まあ、魅力満載なんで、是非是非、ライヴ会場へ足を運んで下さい!

ハヴくんが東京タワーに昇って感じた事、今回、「エクセラン高校」の学園祭のステージで、高校生のみんなの瞳を見て感じた事。
なんだか、似ているような、そんな気がします。
ちっぽけな何かの中心、でもよくよく考えてみると、どんな大きなものでも、中心は一点しかない。

だから、ど真ん中じゃなくてもいいけど、真ん中って大切にしなきゃいけないよね。
うん。





<ハヴケイスケ信州三回勝負→その1>
長野/佐久
■日時
2014年7月25日 (金)
開場 19:00 開演 19:30
■会場
楽音酒家 OASIS346
http://www.d3.dion.ne.jp/~m_ikeda/oasis.htm
■アクセス
長野県佐久市中込2-29-22 B1
0267-62-0046
■出演
ハヴケイスケ
FUKU
■入場料
2,000円 (1D別)
■問合せ・予約
090-7273-1764 (OASIS 池田)
sekikaku.move@gmail.com (関)
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長野/長野
■日時
2014年7月26日 (土)
開場 19:00 開演 19:30
■会場
フォーク酒場 拓郎age
http://takuroage.com/
■アクセス
長野市南千歳1-12-1 大成アビナスビル2F
026-226-1970
■出演
ハヴケイスケ
the APPLAUZ
■入場料
2,000円 (1D別)
■問合せ・予約
090-4927-8755 (拓郎age 小林)
sekikaku.move@gmail.com (関)
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長野/塩尻
■日時
2014年7月27日 (日)
開場 19:00 開演 20:00
■会場
BAR On the Road
http://www.bar-ontheroad.com/
■アクセス
長野県塩尻市大門七番町2-2 2F
0263-88-3933
■出演
ハヴケイスケ
K-2 UNIT
■入場料
2,000円 (1D別)
■問合せ・予約
080-1090-5886 (On the Road 米窪)
sekikaku.move@gmail.com (関)  

2013年05月21日

ARTIST's LIVE and MARKET 「パルオク!」

今週末は、松本パルコの屋上から、色とりどりの音楽たちが舞います!

「ARTIST's LIVE and MARKET パルイオク!」
http://www.parco-matsumoto.com/page/event/
は、松本の町がクラフトフェアで盛り上がるこの週末、5月25日(土)と26日(日)、クラフトフェアで人による手作りの作品たちが色めき踊る週末に、音楽でも、ミュージシャンの手作りの音たちが色めき踊る世界が出来れば...と、共同企画者とともに開催するイベントです。
出演者たちのライヴを体感していただいて、それぞれのミュージシャンたちのCDや物販商品を、その場でお買い求めいただき、ミュージシャンと、もっと間近な交流を持っていただきたい、そういった意味合いを込めた二日間です。

東京・山梨・長野・松本・伊那と、音楽の地域やジャンルに拘らず、音楽という素晴らしい自由空間の可能性で創り上げたい、そんなマーケットですので、一人でも多くのご来場を、松本パルコ屋上ステージより、お待ちしています。

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■音宴
ARTIST's LIVE and MARKET「パルオク!」

■日程
2013年5月25日 (土) ・26日 (日)
■会場
松本PARCO 屋上スペース
■アクセス
長野県松本市中央1-10-30
0263-38-2111 (代表)
■出演
5月25日 (土)
11:00~11:30 Icchie
11:40~12:10 Mishery
12:20~12:50 jun.
13:00~13:30 高橋あず美

13:40~14:10 岩崎けんいち

14:20~14:50 Gendy 100km
15:00~15:30 ましゅまろまま with 関 謙一

16:00~17:00 星屑スキャット

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5月26日 (日)
11:00~11:30 宇田川 ガリバー 哲男
11:40~12:10 パルコ紹介枠
12:20~12:50 Yascotti
13:00~13:30 はちミツくん (オサカミツオ)
13:40~14:10 Mishery
14:20~14:50 FUKU

15:00~15:30 高橋あず美
15:40~16:10 トーメ

16:20~16:50 Gendy 100km

17:00~17:30 深瀬人寛

■入場料
無料 (会場に駐車場はありません)
■謙言飛語
出演者たちのライヴを体感していただいて、それぞれのミュージシャンたちのCDや物販商品を、その場でお買い求めいただき、ミュージシャンとの交流を持っていただける、そういった主旨のイベントです。
東京・山梨・長野・松本・伊那と、音楽の地域やジャンルに拘らず、音楽という素晴らしい自由空間の可能性で創り上げたい、そんなマーケットですので、一人でも多くのご来場をお待ちしています。
■問合せ
090-9838-6681 (関)
0263-38-2111 (松本パルコ)
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パルコ前の花時計公演では、26日 (日) には、フリーマーケットも開かれます。
クラフトフェアへの往来の中、あがたの森からちょいと本町通過して、公園通りや伊勢町方面に立ち寄ってみて下さい。
一人でも多くの人たちに聴いていただきたい音が、パルコの屋上「パルオク!」で、待ってますから!

メジャーレーベルや事務所とと契約をしていないミュージシャンたち、彼らの収入源は、ほとんど物販です。
その自らの物販物をも、今回の出演者の岩崎けんいちさんやトーメは、自分が関わる自分以外のものを助けるために、その収益を使っています。
いわば、ミュージシャンにとって物販物というものは、自分のカケラなんです。
そんな思いを込めて、それぞれのアーティストが演奏をすると思います。
なので、ライヴを見に来ていただくのはもちろんなんですが、今回、僕がゴールにしているのは、ライヴを見ていただいた方々が、そのミュージシャンの物販物を、手にしていただくという事なんです。

どうぞ、素晴らしいミュージシャンが集まってくれますので、彼ら彼女らの「カケラ」、仲良く大事に家に持ち帰ってあげてください。
よろしくお願いします。